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2019年9月21日 (土)

曽田本その2を読み解く40居合術根元之巻40の2

曽田本その2を読み解く
40、居合根元之巻
40の2目録

 大森流之部
1、前身 2、右身 3、左身 4、後身
5、八重垣 6、請流 7、介錯 8、附込
9、月影 10、追風 11、真向(抜き打ち

 長谷川流之部
1、横雲 2、虎一足 3、稲妻 4、浮雲
5、山下シ(颪) 6、岩浪 7、鱗返 8、浪返 
9、瀧落 10、真向

 奥居合之部
1、霞 2、脛囲 3、四方切 4、戸詰
5、戸脇 6、棚下 7、両詰 8、虎走
9、行連 10、連達 11、總捲 12、總留
13、信夫 14、行違 15、袖摺返 16、門入
17、壁添 18、請流 19、暇乞 20、暇乞
21、暇乞

 型並発声 イーエーイ
1、出合 2、拳取 3、絶妙剣 4、独妙剣
5、鍔留 6、請流 7、真向

右之条々深秘之極是也非真実之人者努々不可有相伝者也 貴殿多年斯道熱心練磨の結果其蘊奥に達せらるゝを認め爰に我英信流居合術令相伝候宜しく将来本流の品位を堕す事なく之が拡張を計り妄りに漫りに他流に媚びず以て伝授の責めを全ふせられん事を期せらるべし

 此処では根元之巻に続き業目録が伝授されています。この業の部および業名で大江先生の大正7年1918年堀田捨次郎共著の「剣道手ほどき」の業名との相違するものは赤字としておきます。この根元之巻は大正10年1921年に発行されたものです。政岡壱實先生へ大江先生は根元之巻及び業目録を伝授された事になっています。
 その伝書との違いは大森流之部:正座之部、前身:向身、真向:抜打、山下シ:颪、真向:真甲、イーエーイ:ヤーエイ・ヤートウなどいくつか見受けられます。
 大江居合はいずれにしても土佐の居合の一部に過ぎず、特に大森流の相手の座す位置を抜きにして我の座す演武場での、前後左右であり、奥居合、居合道型は業名と手附は古伝とは異なります。習うべきであろう太刀打、詰合、大小詰、大小立詰、大剣取は無く、棒術、和術も抜けています。居合抜だけに特化したものと言えるでしょう。

 

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