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2019年10月 6日 (日)

曾田本その2を読み解く44神道無念流居合44の2神道無念流(立居合12本)5本目

曾田本その2を読み解く
44、神道無念流居合
44の2神道無念流(立居合12本)
5本目

(意義)
前右左の敵に対する動作なり

(動作)
第1、一本目一動に同じ
  一本目一動:右足より前進し二歩目左足にて柄を握り三歩目右足を出すと同時に抜刀(此時左手で鞘を前方に出す気持を加へ後方へ振り上げ上体を左斜にして十時形をなし左足は右足につれ前方に送り左足先を右足に接する如くする)敵の右前肘を下より切り上ぐ。
第2、左足を軸とし右の敵の正面を切る。
第3、左足を軸とし廻れ左をなして右足を一歩出して左の敵の正面を切る、納刀。

 前右左に敵に囲まれた場合の動作で、此処では敵が抜刀して斬り込んで来る場合とも、帯刀して今にも抜かんとしているとも言って居ません。
 敵に向かって右足から前進し左手で鯉口を切り、左足を出す時右手で柄を握り、左手で鞘を前方に出す気持ちで送り鞘を後方に振り上げ、右足を踏出すと同時に敵の右前肘を下より切り上げ左足を右足踵に継ぎ刀は肩の高さで止める。
 左右の敵も並行して間を取って来るので、先ず右敵に向かって刀を左肩から上段に振り冠り、左足を軸に右に廻って右敵の正面に斬り下す。次に左敵に振り返り、左足を軸に左敵に振り向きつつ右肩から上段に振り冠り、右足を踏み込み左敵の真向正面に斬り下し、納刀。

 この業は、まず前の敵を倒してから右の敵左の敵を順次倒していくわけで、英信流の心得には無いでしょうが、その運剣動作を以て稽古出来そうです。
 左右の敵を倒してから前の敵に斬り付けるにしても、まず前敵を牽制して実施すべきで参考になります。

 

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