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2019年10月 7日 (月)

曾田本その2を読み解く44神道無念流居合44の2神道無念流(立居合12本)6本目

曾田本その2を読み解く
44、神道無念流居合
44の2神道無念流(立居合12本)
6本目

(意義)
前方左方の敵に対するも左方の敵、、最初我に近寄り過ぎた為めに進出して切ること能わず、従て其場に於て切り、次で敵後に倒るゝを以て其侭進んで残心を示す。
(動作)
第1、一本目第一動に同じ
 一本目第一動:右足より前進し二歩目左足にて柄を握り三歩目右足を出すと同時に抜刀、(此時左手で鞘を前方に出す気持を加へ後方に振り上げ上体を左斜にして十字形をなし左足は右足につれ前方に送り左足先を右踵に接する如くする)敵の右前肘を下より切り上ぐ。
第2、右足を軸とし左向きとなり左正面を切る。
第3、次に右足を左足に揃へ上段となり右足にて切る。
第4、次に中段の侭左足より二歩進み
第5、上段の残心を示し
第6、青眼に直り納刀

 文章に抜けが有って意味が通じない、というより表現力の低さなのか、他流に容易に判読されない様にしたのか解りませんが難問です。前方及び左方の敵に対する攻防で、先ず、前方の敵に右足より進み鯉口を握り、左足を踏み出し柄に手を掛け刀を抜き出し右足を踏み込んで前方の敵の右前肘を下から抜き付ける。(第1動)
 左方の敵は我に近寄り過ぎたために、踏み込んで切る事が出来ない、従って我は踏み出した右足に左足を引き付け右足を軸に左向きとなって左足を引いて上段から左敵の正面を切り下ろす。(第2動)
 次に右足を引いて左足に踏み揃え左足を引いて再び左敵の真向に上段より斬り下す。(第3動)

 ◉此の時正面の敵は右前肘を切られているが命に別条がない筈なので、正面の敵に切り下すことも想像したのですが、此処では、正面を再び斬る動作を要求されていない為、左敵に再度真向から斬り下しています。
 次に左向きの侭、切り下ろした中段のまま左足より二歩進み(第4動)、上段に構え残心を示し(第5動)、青眼に直り納刀(第6動)。

 曽田先生の写された神道無念流の6本目には、何故接近し過ぎた相手を斬るのに後ろに退きながら斬る動作が示されていないのでしょう。第2、第3ともに文章不十分です。曽田先生の看取り稽古に依るメモなのか、神道無念流を演じる誰かのメモなのか疑問です。

 

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