« 道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の11組合の時 | トップページ | 道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の12身の曲尺 »

2020年1月 8日 (水)

道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の8義公御歌

道歌
2、古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌
2の8義公御歌

 居合も太刀打も敵と吾と立合といなや是道(危道・・木村栄寿本)なくては勝亊なし 然共上を打たんとして下を打つ様成る事にてなし まつ春く耳行間移行是道(危道)有り此処詞にのへ難し 数月数年の亊(業・・木村栄寿本)修行の功にて合点行へし 能く能く日夜修行有へき亊なり
 義公(義経公・・木村栄寿本)御歌 古歌に

きおひくる敵にさりなくであふな
      あひしらひしてしほをぬかせよ

 「居合も太刀打も敵と吾と立合うといなや是の道(危道)無くては勝事なし」居合も太刀打も立合うや否や危道(普通とは変わった方法)で無くては勝つことはない。然れども上を打たんとして下を打つ様なる事にては無い。真直ぐに行き間を移して行く危道がある。此の處は言葉に述べ難い。数月数年の亊修行の功にて合点行くべし、能々日夜修行有るべき事也 義公御歌 古歌に」
 居合も太刀合も敵と我とが立合う時は、当たり前の事をして居たのでは勝事は出来ない、けれども上を打とうとして下を打つような事ではない。真直ぐに行き間を移しながら行のは危道である。(あるいは、ここは「先ず直に行き、間を変えて行くのも危道である」)この処は言葉では述べ難い。数月数年の事修行の功を積んで自ら合点するものだ。能々日夜修行すべきものである。
義経公の歌 古歌に
 「気負い来る(勢い来る・・木村栄寿本)敵に然り無く(さりなく)出合うな、あいしらいして潮を抜かせよ」気負って来る敵に其のままに出合ってはならない、取りさばくようにして機会を見て抜きなさい。

 嵩にかかって行くのではなく、あしらいながら機を見て抜き付けろと云うのです。現代居合も竹刀剣道も、やたら元気よく相手の事など気にもせずに抜き付け打込むのが良いと思われて居る様で、是では年寄りは若者の強い早いの動作に打ち負けてしまっている様です。教えは理解出来ても実行できる人はまれでしょう。だからこそ修行の意味があるのでしょう。若者にコロコロ負ける様なら飛び道具でも持って居た方がましです。

 

|

« 道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の11組合の時 | トップページ | 道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の12身の曲尺 »

秘歌之大事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の11組合の時 | トップページ | 道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の12身の曲尺 »