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2020年1月20日 (月)

道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の23鞠を蹴る3吹けば鳴る

道歌
2、古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌
2の23鞠を蹴る
3吹けば鳴る

敵色々と有りて我を騙すとも油断する事勿れ例へば鞠を蹴るに同じ我が鞠と人の鞠との色をよく見る事也

吹けば鳴る鳴かねば鳴らぬ笛竹の
     聲の主とハ何を言うふらん

読み
「吹けば鳴る鳴かねば鳴らぬ笛竹の声の主とは何をいうらん」
「吹けば鳴る鳴かねば鳴らぬ」では意味が通じません。此処は木村栄寿本に依る「吹けば鳴る吹かねば鳴らぬ」が正しそうです。吹けば鳴り吹かなければ鳴らない竹笛の当たり前の事ですが、その鳴った時の音聲の主は何を言うのであろうか。こちらが仕掛けなければ応じて来ない相手、或いは相手の仕掛けに応じる我のその主は何だと問われている様です。
 主は笛竹です、剣術試合では主は我其のものです。相手から見れば相手そのものです。仕掛けるのは相手の心が為せるもの、無心な相手を動かすには「誘い」でしょう。然し相手を知らなければ相手の誘いに乗せられて我は騙され斬られてしまう。
 この様に、解釈して見たのですが、今の力量では此処までが精一杯です。修行を積みこの歌を理解出来る時が来るのでしょうか。林六太夫守政が江戸からもたらした「無雙神傳英信流居合兵法」は、此処まで奥深く示唆されているとは、現代居合の指導者は何処まで理解出来ているのでしょう。
 他の武術でも、相手は初心者か我が門弟に過ぎず、勝って見てもそれは、架空の亊、全く知らなかった相手に我が術はかかるのでしょうか。得意げに指導者として形を演ずるだけでは、事理の両輪は遠いものです。

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