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2020年1月 6日 (月)

道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の10行違の太刀

道歌
2、古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌
2の10行違の太刀

行違の太刀抜亊古人大事と言へり 工夫有べし 歌に

夏日向冬日の影と歩むへし
     独り行二ハさわる人なし

行違ふ敵の足二目を付希与
     手ハ自ら留るもの也

行き違う時太刀を抜くには古人大事な事があると云えり 工夫有るべし 歌に

「夏は日に向かい冬は日の影と歩むべし 独り行には障る人はいない」。夏は太陽に向かって歩く事、冬は太陽を背にして自分の影と一緒に歩み行けば、障る人はいない。直訳すればこんな所でしょう。夏は太陽は高い所にあるから、お日様に向って歩けば行き違いの際横を通る者の動きが見える。冬はお日様を背中にして自分の影とともに歩けば、後より来る者の動作が影になって見えるので対処しやすい。

「行き違う敵の足に目を付けよ手は自ずから留まるもの也」行き違う時は敵の足に目を付けてすれ違えば、その足捌きに依っては手は自ずから鯉口に掛かるものだ。この様に歌心を読んでみたのですが、果たしてどうでしょう、すれ違う相手の動きが足を見ているだけで読めるのでしょうか。敵の仕掛ける動きは気で感じると云うのは簡単ですが、目で見る訓練もやって見なければ解かりません。
 古伝神傳流秘書抜刀心持之事10本目行違「行違いに左の脇に添えて払い捨て冠って打込也」の業を切られるのが我で稽古して見ます。

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