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2020年1月18日 (土)

道歌2古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌2の21鞠を蹴る1鞠と思いて

道歌
2、古伝神傳流秘書より抜刀心持引歌
2の21鞠を蹴る
1鞠と思いて

敵色々と有りて我をたますとも油断する事勿れ例へハ鞠を蹴る二同之我が鞠と人の鞠との色を見る事也

敵をたゞ鞠と思いて皆人の
     つめひらきせバいかににがさん

読み
敵色々と有りて我を騙すとも、油断する事なかれ、例えば鞠を蹴るに同じ、我が鞠と人の鞠との色を見る事也

敵をたゞ鞠と思いて皆人の詰め開きせば如何に逃がさん

 抜刀心持引歌の最終章は、敵には色々の人が居て、我を騙す者も居るが油断する事が無いようにしなさい。例えば鞠を蹴るに同じと思い我が鞠と人の鞠との色合いを見る事なのだ。と前置きして歌が8首並んでいます。前段は色んな人が居るけれど騙されるなと言う事ですが、後半は人の鞠と我が鞠を見分けろと云うのですが、なぞなぞの様です。
 1首ずつ解きほぐしながら前書きを紐解いてみます。
 その1首目が、敵を単なる鞠と思って皆で、詰めたり開いたりしていれば、如何にしても逃げられてしまうよ。と歌っています。鞠には心が無いのですから、鞠の思いで動くわけは有りません。相手は人です如何にこの場を有利にしようかと考え行動するのですから、その思いを察して応じるものでしょう。
 其の色を察するのは、相手をよく理解する事で、相手が我ならば如何にするかだけでは読み切れません。そこには、我が騙される意図せざる行動もあるものでしょう。

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