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2020年5月31日 (日)

道歌5柳生石舟斎宗厳兵法百首5の46卜清十首7兵法の心なくして差す刀

道歌
5、柳生石舟斎宗厳兵法百首
5の46卜清十首
7兵法の心なくして差す刀

兵法百首のうち卜清十首
兵法の古ゝろ奈くしてさ須か多奈
      ものき礼奈利とたのミ春く奈し

兵法のこゝろなくしてさすかたな
      ものきれなりとたのみすくなし

兵法の心なくして差す刀
      物切れなりと頼み少なし

 兵法の心得も無いのに刀を差しても、あれを切ってくれなどとの頼みごともありそうもない

 下の句は「物切れなりと」の物(もの)の意味を「敵」と見るのか、人以外の「物」なのかですが「刃物」は切れるものですが、刀では、物によって過ぎたるは及ばざるものです。兵法を知らない者には、切ってもらう上意の役目もないでしょう。庖丁や鉈、鎌の方が役立ちそうです。
 兵法百首に石舟斎がわざわざ取り込んだこの歌の心は、どのように解すれば良いのか、歌のままをもう一度読み直してみます。

 兵法の心得の無い者が差している刀では、物(敵)を切ろうとしても思った様に切れないものだ、切れる刀も頼みにはならない。

 この方が、如何にも兵法者の歌う歌になりそうです。

 

 

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