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2020年6月 1日 (月)

無雙神傳英信流居合兵法1抜刀心持之事1の序

無雙神傳英信流居合兵法
1抜刀心持之事
1の序
 無双直伝英信流居合兵法及び夢想神傳流の古伝は神傳流秘書として伝わっています。
 居合の始祖といわれる林崎甚助重信の居合は更に古い伝書が出て来ない限り、永遠に霧の彼方の兵法に過ぎません。何処かで演じられている大太刀による居合は室町時代中期の太刀による居合の仕方としてそれもあったであろうと呑み込んでいればいいのでしょう。
 今回改めて、無雙神傳英信流居合兵法の業技法をおさらいして行きます。
 この無雙神傳英信流居合兵法は江戸時代中期から末期に演じられていたものと推察します。明治維新でいったん途絶えそうになったこの流は、大江正路先生によって改変され、更に宗家の有りかたから分裂を繰り返しいつの間にか武的演舞型に変身して、如何にも武術としている様ですが、実践上では疑問を感じる仕方も多々見られます。
 現在の各無双直伝英信流なり夢想神傳なりの演舞型は、稽古の初歩として学ぶとしても、状況変化に応じる試みがなされない限り武術とは言えないでしょう。
 林崎甚助重信の業技法を江戸時代に長谷川主税助英信が改変し、さらに大森六郎左衛門の真陰流(新陰流?)の考え方から創設された正座による居合大森流を加えています、既に始祖の居合ではありません。

 その土佐に定着していたはずの江戸期の居合を精査して見たいと思います。
 精査の方法は、自流の業を以て斬り込んだにもかかわらず、自流の体術で交された場合、とか他流の業で自流を制せられたとか、自流の業でも何とか派では違う動作基準がいつの間にか定着してしまって、実戦上の可否などお構いなしに演じられている事を探ってもみたいと思います。
 その前に、大江正路先生に依ってなのか、古伝の抜刀心持之事(奥居合居業・立業)が古伝の手附とは業名も動作までも改変され中には抹殺されたものすらあるようなので其処から入って見たいと思います。

 今年の違師伝交流稽古会の課題はこの「抜刀心持之事」の復元研究発表を目的にしています。コロナ騒ぎで充分な実技研究時間がとれず、今後再び大きくコロナが再流行をするのか、その行方次第でどうなるか解りません。
 まずは古伝の要求に現代の形が答えているか、自流の他の業で攻められたり他流の業で先を取られた場合など詰めて見たいと思います。 さて ミツヒラ・・思いつくままに・・ 

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