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2020年8月16日 (日)

道歌6塚原卜伝百首6の16三寸に足らぬ馬

道歌
6、塚原卜伝百首
6の16三寸に足らぬ馬

三寸に足らぬ馬をば昔より
      軍の場には嫌うなりけり

 四尺三寸(130cm)に足らない馬は昔より軍の場(庭)には嫌うものである。

 「三寸に足らぬ」をどの様に解釈すべきですが、何処かに馬の体高の基準でもあればいいのですが見当たりません。現代の基準でポニーとされる馬は147cm(四尺8寸五分)以下です。「三寸足らぬ馬」を考えると、4尺三寸(130cm)か五尺三寸(160cm)と成ります。
 現在残って居る日本の在来種は八種ありますが其の内道産子、木曽駒、対馬馬が大きいもので135cmそこそこですから四尺五寸程で、他は120cm(4尺)足らずです。
 五尺を越える馬も居たとされますが、四尺以上を寸刻みで呼んでいた様なので四尺八寸を越える馬を「八寸(ヤキ)に余る馬」で大馬と認知していた様です。(ウイキペディアを参考に考察)
 「三寸足らぬ馬」は四尺三寸(130cm)に満たない馬という事で、軍場としては不適としたのでしょう。
 これらの馬の大きさについては当時の骨の発掘などからも推察されます。大方は平家物語や昔語りの書物からの引用ですから有名な大将の馬は過大評価されて居る事も有るでしょう。
 

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