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2020年8月 8日 (土)

道歌6塚原卜伝百首6の8夏冬に好む矢

道歌
6、塚原卜伝百首
8夏冬に好む

夏冬に好む矢の根有る物を
      知らぬは射手の不覚なるべし

 夏冬の季節によって良い結果の出る鏃(矢の根)がある事を知らないのは射手の不覚である。

 歌のままの直訳ですが、さて、前回の近い敵遠い敵に対する鏃の選択の習いに、更に夏だ冬だと云う時の矢の根の選択を知らないのでは不覚を取ると云われています。
 次いでですが、雨と晴れ、雪や風なども矢は影響されるのでしょうね。
 残念ながら、歌の意味は解らないでもないのですが、状況に応じた矢の根の選択について解説されたものが手元にありません。卜伝百首の解説者としては「不覚なるべし」です。
 現代の弓道などでも的場の的と射る場所は屋根付きでも吹き抜けですから、季節にも雨風にも矢は影響されるでしょう。近間用のもの遠間用、巻き藁用などが用意されている様です。
 鏃の遠近夫々、夏冬のそれぞれについて現代の稽古用鏃にも工夫があるのでしょうか。
 整備された弓道場での稽古では何ら支障のないものでも、いざ戦闘と云う事であれば使用する用具の準備や熟練した扱いがなければ効果は薄いものだったでしょう。
 参考文献などご存知の方は、コメントでご教授頂ければ幸いです。

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