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2020年9月 9日 (水)

道歌6塚原卜伝百首6の40鑓の柄は長きに

道歌
6、塚原卜伝百首
6の40鑓の柄は長きに

鑓の柄は長きにしくは無きとても
      所しらずば不覚なるべし

 鑓の柄は長いものには及ばないとしても、戦う場所の状況を知らなければ不覚を取るであろう。

 鑓の穂先も「槍の穂の長きにしくは無きぞとて其身重きは不覚なるべし」と歌っていました。穂先の長さが三尺に近いものも大身鑓では残されている様です。
 此度は槍の柄の長さが、相手より長いものが有利というわけですが、所によっては長さが仇になる事は充分あり得ます。木の枝はもとより地形にも左右されそうです。

 戦国時代の槍衾を作り突き懸けていく集団戦では二間鑓3.6m三間鑓5.4m、信長は三間半6.3mと長く、この長い鑓で多人数を以て鑓衾を組んで攻め込まれると壮観だったでしょう。
 卜伝の歌の鑓の戦いは、集団戦を指しているのか一対一の試合を意図しているのか、説明されていませんし、長柄の鑓は戦国時代後半の戦法の様ですから廻国修行などで持ち歩くなら九尺鑓か二間鑓位が、持ち運びにも鑓術を繰り出すにも適当だろうと思います。 

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