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2020年9月23日 (水)

道歌6塚原卜伝百首6の54もののふの帯は狭きを

道歌
6、塚原卜伝百首
6の54もののふの帯は狭きを

もののふの帯は狭きを好むべし
      広きは刀抜けぬ所なり
別伝
もののふの帯は狭きを好むべし
      広きは刀抜けぬ故なり

 武士の帯は狭いものが良い、広い帯は刀を抜けないからだ。

 珍しく、何々だから何々という何故を読み込んであるのですが、この帯は着物の帯なのか鎧の帯なのか、刀と云っていますから太刀では無く打刀です。抜けないのは鞘ごと帯から抜き取るのか、刀を抜き付ける時に鞘送りも鞘引きも出来ないと云うのか何の解説もありません。
 此処では鎧を付けた場合の上帯と云う事で其の上帯の幅が広いと上帯に直接差し込む刀が抜きずらくて不覚を取ると云うのでしょう。上帯も二重若しくは三重に巻きます。
 胴丸の上から巻いて前で結ぶ長さは12尺程度、幅は2寸ほどで麻の角帯ですから、現在居合などで着物の上から巻いて袴を着ける角帯と同じ様なものと思えばいいでしょう。

 私は絹織り袋帯の400cm×9cmの角帯を締めて居合を稽古しています。帯を臍下に三重に巻いて一重の上に刀を差しています。無双直伝英信流の場合は小太刀は帯下に差す習いです。腰がグット安定して気持ちが良いです。

 此処で云う「広きは刀抜けぬ故なり」の状況は感じた事はありませんが、剣道の黒い木綿の帯ですと、刀が落し差になるので嫌いです。
 
 

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