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2020年9月15日 (火)

道歌6塚原卜伝百首6の46草摺と蓋手(こて)臑当と脇立は

道歌
6、塚原卜伝百首
6の46草摺と蓋手(こて)臑当てと脇立は

草摺と蓋手臑当てと脇立は
     好み好みに兎にも角にも

 草摺(くさずり)と蓋手(こて)臑当(すねあて)と脇立(わきだて)は、好きなようにすればいい。

 鎧の部位の名称が上げられています。広辞苑を参考にしてみます。
 草摺とは、鎧の胴の下に垂れた大腿部の被護物。大鎧では騎馬の際の防護で前後左右の四間草摺、徒歩武者は胴丸の開発に随い歩きやすい八間草摺に変化して、卜伝のころは八つに分割された八間草摺が普通だったと思われます。雑兵は草摺無しであったようです。

 蓋手は籠手、肩先から左右の腕を覆うもので、布帛(ふはく)の袋をつくり鎖、鉄金具をつけて仕立てる。

 臑当は膝から下踝までをおおう武具。鉄または皮で作る。

 脇立は兜の鉢の左右に立てて威容を添える装飾。

 大鎧を参考に解説されている様ですが、日本の甲冑は大鎧を元に改良されていったと云えますから充分でしょう。但し雑兵の鎧はかなり簡略化されていた様です。
 卜伝の歌の対象は上級武士を描いているようです。卜伝の死後鉄砲が伝来し戦闘に用いられ、関ヶ原の戦い迄30年そこそこですから当然鉄砲対策の当世具足も南蛮具足も知らない事になります。

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