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2020年9月24日 (木)

道歌6塚原卜伝百首6の55もののふの寒きを侭に

道歌
6、塚原卜伝百首
6の55もののふの寒きを侭に

もののふの寒きを侭に足袋はきて不覚をかゝぬ事はあらじな

武士が寒いと云う侭に、早々に足袋を履いて不覚を取る事は無かろう。

 鎧を着た場合の足は、この歌では素足が当たり前のように聞こえるのですが、読み間違いがあるのでしょうか。
 平安時代から大鎧の足は貫(つらぬき)という毛沓で毛皮製の袋状の浅い沓を履いています。武士や漁師なども履いていた様です。戦国時代では革もしくは木綿の足袋を履いたとされています。下級武士や雑兵も足袋に草鞋履きです。
 寒ければ動きが鈍る、卜伝の生国は北関東ですから寒さは厳しかったでしょう、それだけに、多少の寒さで足袋を履く様では冬の寒さをしのげない、寒さに慣れるのも必要でしょう。足袋を履いた方が不覚を取らないはずです。

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