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2020年10月 9日 (金)

道歌6塚原卜伝百首6の70もののふの酒を過ごすぞ

道歌
6、塚原卜伝百首
6の70もののふの酒を過ごすぞ

もののふの酒を過ごすぞ不覚なる
       無下に呑まぬもまた愚かなり

 武士は酒を飲み過ぎる様では不覚をとる事になる、全く飲まないのも、それもまた愚かな事である。

 「無下」とは、全くそうであること、一向、すっかり。それより下はないこと、なんとも言いようのないこと、ひどいこと。わるいこと、ひどいこと。(広辞苑より)

 「呑まぬもまた愚かなり」は、どの様に解釈すべきでしょう。酒飲みによる良かった事、悪かった事は何か人それぞれの出合う事毎にある様な。飲まない為の良かった事、悪かった事も人それぞれで、それを乗り越えて生かしていくものであって、決めつけるものでも無さそうです。

 酒の効能を酒造メーカーから拾ってみると、血行が良くなる・コミュニケ―ションが円滑になる・ストレス緩和・体の健康によい。とありますがこの場合の酒量はどれくらいの事でしょう。

 或る酒造メーカーは酒の害を述べています、注意力、判断力、記憶力の低下・心拍の異常・心筋症・高血圧、神経手足の震え・運動障害などを引き起こし、肝硬変・肝脂肪・食道炎・食道がん・胃腸出血・胃がん・大腸がんなどを病むなどと云っています。どの程度の飲酒をどの様に続ける事で起こるのかは人それぞれなんでしょうか。
 病に侵されるのは、呑みたいばかりの中毒ですからそれも大きな根本的な自制心障害と云えるでしょう。卜伝の兵法者への忠告は注意力・判断力・記憶力や心拍の異常などで不覚を取ることになる事を戒めて居る事になるでしょう。飲まない人にはコミュニケーション不足によるお互いを信じ合えない事や、酒で誤魔化してしまわず深く思いつめる事でのストレスが思わぬ障害となる事を云うのでしょう。

 

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