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2020年10月 8日 (木)

道歌6塚原卜伝百首6の69もののふの刀の目釘

道歌
6、塚原卜伝百首
6の69もののふの刀の目釘

もののふの刀の目釘見もせずに
       腰に指すこそ拙なかりけり

 武士は刀の目釘が弛んだり抜けているかもチェックしないで腰に指すなどでは、出来るとは言えない。

 竹刀や木刀しか必要としない稽古では、刀の扱い方を指導される事が無いのでこの歌の意味が分からないかも知れません。刀の目釘は刀の茎を柄に差し込み、柄から刀が抜け出さないように竹くぎを刺して茎の目釘穴を通して柄と茎を止めておくものです。目釘は通常一本ですが中には二本のものもあります。
 模擬刀でも本拵えのものは、竹の目釘で止めてありますから目釘を抜けば刀身と柄が分離でき、鍔を気に入ったものに交換したり、目釘の破損をチェックできますが、プラスチックの柄などの安価な模擬刀は目釘も容易に抜けないものも有る様です。経年変化で柄が脆くなって居たり、衝撃を受けていたりすると破損してしまいます。

 居合の稽古や演武会などの注意事項に必ず目釘のチェックを要求されます。合わせ鞘などのによる、既製品の場合は柄もがたついている場合がありますから、知らず知らずに目釘が抜け落ちていたりしますので、必ず場に臨む前にチェックすべきものです。

 刀を振り下した際、目釘が折れて刀身が飛び出し人を殺傷した話などあった様です。演武会や稽古中でも充分注意すべきものですが、是が実戦での真剣勝負や戦場でのことで、刀が柄から抜け落ちたのでは、戦う前に斬られているも同然でしょう。

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