月之抄を読む11、習之目録之事11の40十二因縁
月之抄を読む
11、習之目録之事
11の40十二因縁
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11の40十二因縁
無明行識名色六入蝕受愛取有生老死自然と云う事。
自は自性、自は本体、然れば本体は処と云う心ぞ。自は天にも付かず、地にも付かず、独とり立たる物なり。自然は法性なり。草木は人も極まらずに出で来るは自然に似たると譬へたる心ぞ。
例えば其の人に逢いたきと思いたるに心為らず、約束もせざるに行き逢う時、自然に逢いたると云うは自然に似たると云う心ぞ。
魏々万住尊、秋水家々月、彼此の出家児、礼亦不可缺(ふかけつ)、三界唯心万法唯識、是に叶う歌
さびしさに宿をたちいでながむれば いづくも同じ秋の夕暮れ
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この十二因縁も読み下しのみとします。自然の法に興味のある方はご研究下さい。
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