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2021年1月 4日 (月)

月之抄を読む11、習之目録之事11の42水月を敵にとられて勝心持之事

月之抄を読む
11、習之目録之事
11の42水月を敵にとられて勝心持之事

11の42水月を敵にとられて勝心持之事
父云、是は敵より水を取たらば、我取りたるも同前なり。直に仕掛けるべし。手字手利剣を敵に遣わせて勝と云うも同意也。
亡父の録には理なし。

 父云、是は敵が間を越して来たならば、それは我が間を越したも同じ事である。直に敵の色に就き色に随って仕懸けるべきものである。手字手利剣を敵に遣わせて勝と云う事とも同じ意味になる。
 石舟斎の目録には理は書かれていない。

 石舟斎の「新陰流截相口伝書亊」に、「水月活人刀之事」が記載されています。水月で待にある時、敵が水月を越して懸って来る、其処を敵の働きに随って勝つものである。ここでは活人剣に依る十文字勝が目に浮かびます。
 石舟斎の「没茲味手段口伝書」」にはこの敵の懸りに応じる「水月活人刀之事」が伝えられています。兵庫助は是を昔の習と云って否定していますが、その心は同じとも思えるし、やや違うとも思えます。
 兵庫助は「水月活人刀と云習は昔の教なり、悪し、重々口伝」で否定して、待つのではなく敵に思う処に懸って来いと誘い其れに随って勝つ心を伝えている様です。

 

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