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2021年2月28日 (日)

月之抄を読む11、習之目録之事11の98位を定ると云心持之事

月之抄を読む
11、習之目録之事
11の98位を定ると云心持之事

11の98位を定ると云心持之事
父云、先を取りたる心の定まりたる処を、位定むと云。例へば水月を立懸りたる処勝也。是からは敵を寛げも、開かせも、外させもせぬをと思う心は、位定まるべし。敵を伺う心の内を、位と云う。伺う心の止みたる処、定まりたる心持ち也。
亡父の録別儀なし。

 父云、先を取り、心が定まった処を位い定むと云うのである。例えば間を越して懸り勝ち、此れからは敵をほっとさせる事も、開かせも、逃げ出す事もさせない心は、位い定まるのである。敵を伺う心の内を位と云う。伺う心の止みたる処が、心の位定まりたる心持と云うのである。
 亡父の録に別儀は無い。

 石舟斎の「新陰流截相口伝書亊」には「水月付位をぬすむ事」で、敵の位を盗み、間を越して先々の先を取る事を習いとしています。或は「没茲味手段口伝書」の「真位詰号万法付積之大事」などで、宗矩の解説同様の心持を語っていると思われます。

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