曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合

2017年2月25日 (土)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合10霞剣

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
十本目霞剣
霞剣
 眼関落の如く打合せたる時相手引かんとするを裏よりはり込ミ真甲へ打込ミ勝亦打込ま須して冠りて跡を勝も有り
以上十本

 「眼関落」:ここまでの所で、眼関落と称する業名は見当たりません。曽田先生の写したもので曽田メモで眼関落と添え書きされているのは、詰合の八本目「柄砕」です。
 柄砕は「両方高山後ハ弛し木刀二同し」と云って省略されています。「弛し木刀」も不明な文言です。
 敢えて業を捜せば太刀打之事七本目独妙剣でしょう。
 「独妙剣:相懸也打太刀高山遣方切先を下げ前に構へ行場合尓て上へ冠り互に打合尤打太刀をつく心持有柄を面へかへし突込ミ勝」
読み
霞剣(かすみけん)
 眼関落の如く打ち合わせたる時 相手引かんとするを 裏より張り込み真甲へ打込み勝つ
亦 打ち込まずして冠りて跡を勝も有り
 以上十本
 
 

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2017年2月23日 (木)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合9水月

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
九本目水月
水月
 相手高山二かまへ待所へ我も高山二かまへ行て相手の面二突付る相手拂ふを躰を替し打込ミ勝
読み
水月(すいげつ)
 相手高山に構え待つ所へ 我も高山に構え行きて 相手の面に突き付ける 相手払うを体を躱し打込み勝つ

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2017年2月21日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合8柄砕

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
八本目柄砕
柄砕(眼関落ノコトナラン 曽田メモ)
 両方高山後ハ弛し木刀二同し(はづし木刀太刀打之位独妙剱の事ならむ 曽田メモ)
読み
柄砕(つかくだき)(眼関落のことならん)
 両方高山後は弛しの木刀に同じ(はづし木刀 太刀打之位 独妙剱の事ならん 曽田メモ)
参考
太刀打之事 独妙剱
相懸也打太刀高山遣方切先を下げ前二構へ行場合尓て上へ冠り互に打合尤打太刀をつく心持有柄を面へかえし突込み勝
*読み
独妙剱(どくみょうけん)
 相懸かり也 打太刀高山 遣方切先を下げ前に構え行く 場合にて上へ冠り 互に打ち合う 尤も 打太刀を突く心持ち有り 柄を面へ返し突き込み勝
 
 

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2017年2月19日 (日)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合7燕返

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
七本目燕返
燕返
 相手高山我ハ抜か春して立合たる時相手より打込むを我抜受二請る相手引を付込ミ打込相手右より拂ふを随って上へ又打込拂ふを上へ取り打込扨切先を下げて前へかまへ場合を取り切居処へ相手打込を受流し躰を替し打込勝又打込ま須冠りて跡を勝もあり
読み
燕返(つばめかえし)
 相手高山 我は抜かずして立合いたる時 相手より打ち込むを抜き受けに請ける 相手引くを付け込み打ち込む 相手右より払うを随って上へ又打ち込む  払うを上へ取り打ち込む 扨 切先を下げて前へ構え場合を取り切り居る処へ 相手打込むを受け流し 體を替えし打込み勝つ 又 打ち込まず冠りて跡を勝もあり

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2017年2月17日 (金)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合6位弛

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
六本目位弛
位弛
 我居合膝二坐したる所へ敵歩ミ来りて打込むを立さま二外し抜打二切る 或は前の如く抜合たる時相手より打を我も太刀を上へはづし真向へ打込ミ勝
読み
位弛(くらいゆるみ)
 我居合膝に坐したる所へ 敵歩み来たりて打込むを 立ち様に外し 抜き打ちに切る 或いは 前の如く抜き合いたる時 相手より打つを 我も太刀を上へ外し 真向へ打込み勝つ

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2017年2月15日 (水)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合5鱗形

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
五本目鱗形
鱗形
如前抜合せ相手打込むを八重垣の如く切先に手を添へ請留直二敵の太刀を摺落し胸をさす也
読み
鱗形(うろこかた)
前の如く抜き合わせ 相手打ち込むを 八重垣の如く切先に手を添へ請け留め 直ぐに敵の太刀を摺り落とし胸を刺す也

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2017年2月13日 (月)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合4八重垣

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
四本目八重垣
八重垣
 如前抜合たる時相手打込むを我切先二手を懸けて請又敵左より八相二打を切先を上二して留又上より打を請け相手打たむと冠を直耳切先を敵の面へ突詰める(我切先二手を懸希て請け敵右より八相二打を切先を下げて留又敵左より八相二打を切先を上二して留又上より打を頭上尓て十文字に請希次二冠るを従て突込むもあり 曽田メモ)
読み
八重垣(やえがき)
 前の如く 抜き合いたる時 相手打込むを我れ切先に手を掛けて請け 又 敵左より八相に打つを切先を上にして留める 又 上より打つを請け 相手打たんと冠るを直に切先を敵の面へ突き詰める
 (我れ切先に手を掛けて受け 敵右より八相に打つを切先を下げて留め 又 敵左より八相に打つを切先を上にして留め 又 上より打つを頭上にて十文字に請け 次に冠るを従いて突き込むもあり 曽田メモ)  

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2017年2月11日 (土)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合3岩浪

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
三本目岩浪
岩浪
 拳取の通り相手より拳を取りたる時我よりも前の如く取り我が太刀を放し右の手尓て敵のひぢのかゞみを取り左脇へ引た保春
読み
岩浪(いわなみ)
 拳取の通り相手より拳を取りたる時 我よりも前の如く取り 我が太刀を放し 右の手にて敵の肘のかがみを取り、左脇へ引き倒す

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2017年2月 9日 (木)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合2拳取

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
二本目拳取
拳取
 如前楽々足を引抜合我左の手尓て相手の右の拳を取り刺春也
読み
拳取(こぶしとり)
 前の如く 楽々足を引き 抜き合わせ 我左の手にて相手の右の拳を取り刺す也

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2017年2月 7日 (火)

曽田本その1の1神傳流秘書原文7重信流1詰合1発早

曽田本その1
1.神傳流秘書原文
7、重信流
1)詰合
一本目発早
詰合(重信流也 従是奥之事 極意たる二依而格日二稽古する也)
一本目発早
 楽々居合膝二坐したる時相手左の足を引下へ抜付るを我も左の足を引て虎の一足の如く抜て留め打太刀請る上へ取り打込ミ勝也
読み
詰合(つめあい)(重信流也 是より奥之事 極意たるによりて確実に稽古する也)
発早(はっそう)
 楽々居合膝に座したる時 相手左の足を引き下へ抜き付けるを 我も左の足を引きて虎の一足の如く抜きて留め 打太刀請ける上へ取り打込み勝つ也

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