曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合巻

2018年1月 8日 (月)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位11抜打

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
十一本目抜打ち
(原本二記載なきも之れ尓て□筆□置く)
以上十一本也         林 政誠
于時安永五年
      冬十月吉日改之   花押
嘉永五年癸子六月吉祥日
       谷村亀之丞自雄 花押
読み
十一本目抜打(ぬきうち)
(原本に記載なきもこれにて□筆を(?)置く)
以上十一本也       林 政誠
于時安永五年(1776年)
      冬十月吉日之を改める  花押
嘉永五年(1852年)癸子(みずのとね)六月吉祥日
                    谷村亀之丞自雄
 

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2018年1月 6日 (土)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位10虎乱刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
十本目虎乱刀
 是盤立て春可春可と幾足も行て右の足尓て一文字尓抜付(拂ふてもよし)かむる時左の足一足ふみ込右の足尓て打込ム血ぶるいの時左を右の足尓揃納る時は右の足を引納其時春ねハつ可ぬ也
 「記 勢中刀、虎乱刀の血振いの時「左の足を右の足尓揃ト」書きたる也原本二ハ「右の足を左の足二揃」とあり研究する事原本に「右の足を左の足・・・不明 曽田メモ」
読み
 是は 立てスカスカと幾足も行きて 右の足にて一文字に抜き付け(拂うてもよし) 冠る時左の足一足踏み込み右の足にて打込む 血ぶるいの時左を右の足に揃へ 納る時は右の足を引き納 其の時脛は着かぬ也
 「記 勢中刀、虎乱刀の血振いの時「左の足を右に揃と」書きたる也 原本には「右の足を左の足に揃」とあり研究する事 原本に「右の足を左の足・・・不明 曽田メモ」

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2018年1月 4日 (木)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位9勢中刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
九本目勢中刀
 是も坐して居也右向の方ゟ敵立て来る心持也我其時右の足より立チ一文字二拂ふ也其侭かむり討込ム也跡ハ血ぶるひをし左の足を右の足尓揃納る時右の足一足引納る時春ねをつ可ぬ也
読み
九本目勢中刀(せいちゅうとう)
 是も坐して居る也 右向こうの方より 敵立ちて来る心持ち也 我其の時右の足より立ち一文字に払う也 其の儘かむり討ち込む也 跡は血ぶるいをし 左の足を右の足に揃へ 納める時右の足を一足引き 納める時脛を着かぬ也

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2018年1月 2日 (火)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位8逆刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
八本目逆刀
 是盤坐して居り春っと立其侭引抜向ヱ拝ミ討二打チツゞケテ二ツ打其時両足を前へ揃ヱ太刀を亦かむり其時右の足を跡へ引春ねをつき亦太刀を前へそろりとおろし「右柄を逆手尓とり太刀の刃を上へ向て(此の処原本虫食て不明なり多分柄ナラン 曽田メモ)」左の手尓て刀のむ年をおさへ手前へ少しそろりと引納ㇽ也 初發刀より此迄ㇵ納尓春ねをつく也
読み
八本目逆刀(ぎゃくとう)
 是は 坐して居り すっと立ち 其の侭引抜き向へ拝み討ちに打ち 続けて二つ打ち其の時両足を揃え 太刀を亦冠り其の時右の足を跡へ引き脛を着き 亦太刀を前へそろりと下し 右柄を逆手に取り太刀の刃を上へ向けて 左の手にて刀の棟を押えて前へ少しそろりと引き納る也 初発刀より此処までは納るに脛を着く也

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2017年12月31日 (日)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位7順刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
七本目順刀
 是盤坐してる前のものを切る心持奈り我其侭右より立春つと引抜か多より筋違二切也是も同之く跡者春ねへ置き逆手尓とり納ㇽなり
読み
七本目順刀(じゅんとう)
 是は 坐したる前の者を切る心持なり 我其の侭右より立 すっと引抜き 肩より筋違いに切る也 是も同じく跡は脛へ置き逆手に取り納る也
 

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2017年12月29日 (金)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位6流刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
六本目流刀(又流討共いふ 曽田メモ)
 是盤坐之多る所へ左横脇ゟ敵討かゝり来る也其時我ㇵ左の足を立少々前へふみ出之横二請流ㇲ心持尓て其侭右ノ足をふみ出之筋違尓切り跡盤春ねへ置キ柄を逆手尓取直之納ムル也
読み
 六本目流刀(りゅうとう)(又流討共いふ 曽田メモ) (またながれうちともいう 曽田メモ)
 是は 坐したる所へ左脇より敵討ち懸かり来る也 其の時我は左の足を立て少々前へ踏み出し 横に請け流す心持ちにて 其の儘右の足を踏み出し筋違いに切り 跡は脛へ置き 柄を逆手に取り直し納るなり
 

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2017年12月27日 (水)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位5陽進刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
五本目陽進刀
 是盤正面二坐春る也右の足一足ふみ出し立なり二抜付左をふみ込ミ討込ム也春く尓右腋へ開キ其侭納ム也
 陰退刀其侭左の足を跡へ引其時亦抜付打込ミ血ふるひの時立左の足を右尓揃へ納る時右を一足引也
読み
五本目陽進刀陰退刀(ようしんとういんたいとう)
 陽進刀 是は正面に座す也 右の足一足踏み出し立つなりに抜き付け 左を踏み込み討ち込む也 すぐに右腋へ開き其の儘納む也
 陰退刀 其の侭左の足を跡へ引き 其の時亦抜付け打込み 血ふるいの時立ち左の足を右に揃え納める時右を一足引く也
参考
 古伝神傳流秘書の大森流居合之事「陽進陰退」
陽進陰退
 初め右足を踏出し抜付け左を踏込んて打込ミ開き納又左を引て抜付跡初本ニ同し
読み
陽進陰退(ようしんいんたい)
 はじめ右足を踏み出し抜付け 左を踏み込んで打込み開き納める 又左を引きて抜き付け跡初本に同じ
 

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2017年12月25日 (月)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位4當刀

曽田本その1
2.英信流目録原文
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
四本目當刀
是盤後二向て坐春る也正面へ左より廻り左の足を出し抜付春ぐ尓打込ミ血ぶるひの時立右の足を左二揃納る時左を一足引納る也
読み
四本目當刀(あたりとう)
 是は 後ろに向いて座する也 正面へ左より廻り 左の足を出し抜付けすぐに打込み 血ぶるいの時立ち右の足を左に揃え 納める時左を一足引き納める也

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2017年12月24日 (日)

曽田本その1の2英信流目録読み解く1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位3右刀

曽田本その1
2.英信流目録読み解く
居合棒太刀合之巻
 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
三本目右刀
 是盤左脇へ向て坐春る也右へ廻り右の足をふミ出之抜付春く尓討込血ぶるひの時左の足を右尓揃納る時右を一足引納ㇽ也
読み
三本目右刀(うとう、みぎかたな)
 是は 左脇へ向て座する也 右へ廻り右の足を踏み出し抜付け 直ぐに討ち込み 血ぶるいの時左の足を右尓揃へ納める時 右を一足引き納める也
読み解く

  この業は敵の左脇に我は座す、ですから、道場の正面向きの場合、左向きに我は座し敵は右側に居ます。
 古伝は対敵を意識した業名です、大江先生の場合は場の正面に対し我の座す方向を元にした業名です。
 なぜ業名まで変える必要があったか、大江先生に直接お聞きしたいものです。
 この業名は無双直伝英信流では「正座の部左」で、これによって左向きに坐し右に敵を受けています。

 明治維新と云う王政復古の中で、徳川幕府時代の物事を極端に否定して新生日本を推し進めようとした時の指導政権に土佐は大きく貢献しています。
 太平洋戦争敗戦後の日本人の行動にも戦前を否定するものもあるように、前のものを否定し新たなものを生み出すという事かも知れません。

 敵有りきではなく、まず我有り、と云う意識を中学生達に示したかったからかも知れません。
時代はむしろ「敵有りき」に「敵を求め」て行ったようです。

 私は何処を向いていようとも「彼の左側に坐している時、彼が仕掛けてくるので・・」の方が我が軸がぶれずに良いな、とも思っています。


是は我は敵の左側に、同じ方向を向いて座している、我は右に廻って右足を踏み出し抜き付け、すぐに振り冠って打ち込み、血振るいし、右脚に左足を引き付け、納刀の時右足を一足引いて納刀する。

無双直伝英信流居合道解説(無双直伝英信流居合道第22代宗家著)正座の部の三本目「左」で英信流目録大森流居合之位右刀を再現してみましょう

剣理:我れ正面に対して左向きに座し、我が右側に座せる対敵に対する業にして(対敵も同様左向きに座したる状態にある)第一本目「前」と同意義也。然して第一本目と同じ態にて実施する。

術理:両膝を内に寄せながら左手を鞘に掛け、左拇指腹を鍔に掛けて柄頭を我が正中線に二~三寸送り出すと共に右手を柄に掛け鯉口を切る。
 それと共に柄頭に引かれる心持ちにて腰を上げ、両爪先立つや否や、右膝を浮かしつつ立てながら、左膝はそのまま着きたる状態にて左膝・右足先を軸にして、気を以って敵を圧する心にて徐々に刀を抜きながら右廻りに正面(我が右側に座する敵の方)に廻る。
 正面に向き直るや否や直ちに右足を踏み立てて横一文字に斬り付ける・・以下省略。

 正座の部前・右・左と三本目にも拘わらず詳細な術理のテキストです。
 文章によって、ここまで詳細に動作を付けられたテキストは従来もありません。
 口伝口授を良い事に抜けだらけのテキストでは何時までも、師匠の癖だらけの動作に縛られてしまいます。

 修行が進めば進むほど、宗家としてここまで詳細に書かれた意図を思い読み直しその心を思います。
 その上で己の体の歪に気づき直せるものは直し、無理があればそこから自分流を生み出すものでしょう。
 そして師匠に問うものでしょう。

 ある道場での事、「俺は技も心も直に指導を受ける師匠がすべてである、お前は、講習会やDVDとテキストで学んだ業技法を優先する、武道を学ぶ資格は無い」と剥きになって古参の方が研究熱心な後輩を攻めています。この古参の方の言いたい事は「段位や所属年数の高い者には、何事も黙って従え、長幼の序を持って敬い、礼を失するな、教わったことだけをやっていればいい」というのでしょう。その古参どう見ても、師匠の業技法も心も持ちあわせずに、どこかの古い戦前の武道書の一節を言うだけの方のようです。

 武道界は、戦時中の面影を強く残しています。柔道界の不祥事もその一端でしょう。
 「上官には逆らわず、言いなりになって死ぬことが国や肉親を思う事」・・・。やれやれそこまで「かび臭く」はなりたくないものです。

 五輪強化選手に選ばれた優秀な人を相手に「お前の変わりは幾らでも居る」というような監督の発言はまさに戦時中の日本軍のカビです。

 古参・高段位であればあるほど人一倍の修行をすべきものでしょう。
 号令を掛けて悦に入っていたり、道場の隅でサボって品評会をしていたり、昔習ったと言う事に固執して勉強もしないようでは、何が・・です。

 師匠が進化しているのに弟子ばかりが昔の習いに固執して、研究もしない様では呆れてしまいます。
 そんな弟子を持った師匠も哀れです。

 4歳の幼児が古伝の剣術を習いに来ています、見よう見まねで打ち込んでいます、見事に左右に筋を変えて、古流の動きが出来ています。

 そこの師匠は「あの子は私の先生である」

 人は真似ることで、知恵を得て進化してきました、より高いものを求めるには先ず真似てとことんやってみる事でしょう。
 子供だからとか、初心者だからとかで、見下したり、否定から始まる人生では面白くもないものです、幼児には戻れなくとも幼児の向上心はいつまでも持ち続けたいものです。

この子は、今、楽しそうに、大人に混じってモップを押して道場を走っています

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2017年12月23日 (土)

曽田本その1の2英信流目録原文1居合棒太刀合之巻6大森流居合之位3右刀

曽田本その1
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 兼 大森流居合 小太刀之位
6、大森流居合之位
 
三本目右刀
 是盤左脇へ向て坐春る也右へ廻り右の足をふミ出之抜付春く尓討込血ぶるひの時左の足を右尓揃納る時右を一足引納ル也
読み
三本目右刀(うとう、みぎかたな)
 是は 左脇へ向て座する也 右へ廻り右の足を踏み出し抜付け 直ぐに討ち込み 血ぶるいの時左の足を右尓揃へ納める時 右を一足引き納める也

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