曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位

2018年1月28日 (日)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位10打込

曽田本その1
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
十本目打込一本(仕打中)(伝書ナシ口伝アリ)(留ノ打込ナリ)

 双方真向ニ物打ニテ刀ヲ合ハシ青眼二直リ退ク
読み
十本目打込一本(うちこみいっぽん)(しだちゅう)
(でんしょなしくでんあり)(とめのうちこみなり)
 双方 真向に物打ちにて刀を合し 青眼に直り退く
参考
古伝神傳流秘書太刀打之事十本目打込
 相懸又ハ打太刀待処へ遣方より請(詰?)て打込み勝也

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2018年1月26日 (金)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位9心明剱

曽田本その1
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
九本目心明剱(仕納 打上)
 是モ相掛リニテモ相手待チカケテモ不苦敵ハ真向ヘカムリ我鞘二納テスカスカト行也其時我片手ニテ十文字二請ル也其侭二敵引也スグ二我打込ミ勝也気合大事(叓)也云々
 最後二打込ム時ハ敵ノ刀ヲ押シ除ケル様二シテ左足ヲ踏ミ込敵ノ首根二打込ム也
 是も相掛りにしても相手待ち掛けても苦からず 敵は真向へ冠り 我鞘に納てスカスカと行く也 其の時我片手にて十文字に請る也 其の侭に敵引く也 直ぐに我打込み勝也 気合大事也云々 最後に打込む時は敵の刀を押し除ける様にして 左足を踏み込み敵の首根に打込む也
古伝神傳流秘書太刀打之事九本目心妙剱
 相懸也打太刀打込を抜なり二請て打込ミ勝也打込む時相手の刀越於し能希る業あるべ之
読み
心妙剣(しんみょうけん)
 相懸り也 打太刀打ち込むを 抜く為りに請けて打込み勝つ也 打ち込む時 相手の刀を押し除ける業あるべし

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2018年1月24日 (水)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位8独妙剱

曽田本その1
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
八本目独妙剱(仕打八)
    (山川先生ノ秘書二ハ絶妙剱トアリ

 是モ同シク抜ク也敵待カケテモ相掛リニテモ不苦八相二カタキてスカスカト行場合ニテ打込也其時敵十文字二請テ又我カ真向ヘ打込也其時我又本ノ侭二テ請ケ面へ摺リ込ミ勝也(我請タル時ハ左手ヲ刀峯二當テ次二摺リ込ミ勝也)(摺リ込ミタル時敵刀ヲ左肩二トル也)
読み
八本目独妙剱(仕打八)(どくみょうけん しだ はち)
    (山川先生の秘書には絶妙剱とあり)
 是も 同じく抜く也 敵待ち掛けても相掛りにても苦からず 八相にかたきてスカスカと行く 場合にて打込也 其の時敵十文字に請けて 又 我又本の侭にて請け面へ摺り込み勝也 (我 請けたる時は左手を刀の峯に當て次に摺り込み勝也)(摺り込みたる時 敵 刀を左肩にとるなり)
参考
神傳流秘書太刀打之事八本目絶妙剣
 高山に構へ行て打込み打太刀より又打込を請て相手の面へ摺り込み相手肩へ取る(請くる時は切先に手を添え頭の上にて十文字に請け留むるなり)

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2018年1月22日 (月)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位7絶妙剱

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
七本目絶妙剱(仕下 打八)
    (山川先生ノ秘書二ハ独妙剱トアリ
 是ハ我前ヘ切尖ヲ下ケテスカスカト行キ場合ニテ互二拝ミ打二討也敵ト我トハ拳ト拳ト行合其時スグニ面ヘ柄頭ヲ突込テ勝也
 相掛リニテモ敵待チカケテモ不苦我鍔ゼリトナルヤ右足ヲドント踏ミ直二左足ヲ踏ミ込ミテ敵ノ拳ノ下ヨリ人中二當テル打ノ構へ不明ナルモ八相ナラン
読み
 七本目絶妙剣(仕下 打八)(ぜつみょうけん しげ だはち)
     (山川先生の秘書には独妙剣とあり  曽田メモ)
 是は 我 前へ切尖を下げてスカスカと行き 場合にて互に拝み討ちに打つ也 敵と我とは拳と拳を行き合う 其の時直ぐに面へ柄頭を突き込みて勝也
 相掛りにても敵待ち掛けても苦からず 鍔競りとなるや 右足をどんと踏みすぐに左足を踏込みて敵の拳の下より人中に当てる 打の構え不明なるも八相ならん
参考 
 神傳流秘書太刀打之事七本目独妙剣
  相懸也打太刀高山遣方切先を下げ前に構え行場合にて上へ冠り互に打合尤打太刀をつく心持有柄を面へかへし突込み勝

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2018年1月20日 (土)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位6水月刀

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
六本目水月刀(仕中 打八)
是モ相掛リニテモ敵待カケテモ不苦敵ノ眉間へ我太刀ノ切尖ヲ指付ケスカスカト行也敵我太刀ヲ八相二カケテナグル也其時我スグ二カムリテ後ヲ勝也
読み
 是も相掛りにても敵待ちかけても苦からず 敵の眉間へ我が太刀の切尖を指し付けスカスカと行く也 敵我が太刀を八相に掛けて撲る也 其の時我すぐに冠りて後を勝也

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2018年1月18日 (木)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位5月影

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
五本目月影(仕下 打八)
 是モ同ジク抜テ居ル也相掛リニテモ敵待カケテモ不苦敵八相二カタキテ待チカクル也敵八相二打処ヲ出合テ互二押合又互二開キ敵打込む処ヲ我左足ヲ引キ立チ直リテ打込ミ勝也
読み
五本目月影(仕下 打八)(つきかげ しげ(下段) だはち(八相))
 是も同じく抜ているなり 相掛りにても敵待ちかけても苦からず 敵八相にかたき(担ぎ)て待ちかくる也 敵八相に打つ処を出合いて 互に押合い又互に開き 敵打込む処を我左足を引き立ち直りて打込み勝也

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2018年1月16日 (火)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位4請込

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
四本目請込(請入共云フ)(仕打 八)
 是モ同シク相掛リニテモ敵待カケテモ不苦請流ノ如ク八相二カタキスカスカト行テ真向ヘ討込也敵十文字二請テ請流ノ如ク裏ヨリ八相二打其処ヲ我モ左ノ足ヲ出シ請流ノ如ク止ムル也敵其時カムリテ表ヨリ討タントスル所ヲ其侭左ノ肘ヘ太刀ヲスケル也
読み
四本目請込(請入共云う)(仕打 八)(うけこみ(うけいりともいう)(しだ はち)
 是も同じく相掛りにても 敵待ちかけても苦からず 請流の如く八相にかたぎすかすかと行きて真向へ討込む也 敵十文字に請けて請流の如く裏より八相に打つ 其の処を我も左の足を出し請流の如く止むる也 敵其の時冠りて表より討たんとする所を 其の侭左の肘へ太刀をすける也

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2018年1月14日 (日)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位3請流

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
三本目請流(仕打 八)
 是者敵モ我モ八相ノ構二テ行真向ヘ討込也(敵ハ待テ居テモ相掛リニテモ不苦)敵十文字二請テ又八相二カケテ打込也我其時左ノ足ヲ一足踏ミ込テ裏ヲ止ルト敵又引キテカムル処ヲ我其侭面へ突込也敵其時横二拂フ也其処ヲ我体ヲ開キカムリ後ヲ勝也(又最後二首根二討込ミ勝モアリ)
読み
三本目請流(仕打 八)(うけながし 八(八相))
 是は 敵も我も八相の構にて行き 真向へ討込也(敵は待ちても相掛りにても苦からず) 敵十文字に請けて 又八相にかけて打込也 我其の時左の足を一足踏み込みて裏を止めると 敵又引きて冠る処を我其の侭面へ突き込む也 敵其の時横に拂う也 其の処を我体を開き冠り後を勝也(又最後に首根に討込ミ勝もあり)
参考 古伝神傳流秘書太刀打之事「請流」
 遣方も高山相手も高山或ハ肩へかまへるかの中也待処へ遣方歩行右の足尓て出合ふ打込を打太刀請扨打太刀の方より少し引て裏を八相に打を左足尓て打合ふて留相手又打たんと冠るを直二其儘面へ突込ミ相手八相に拂ふをしたかって上へ取り右の足尓て真向へ勝
読み
請流(うけながし)
 遣方も高山 相手も高山 或いは肩へ構えるかの中也 待つ処へ遣方歩み行き右の足にて出合う 打ち込むを打太刀請け 扨 打太刀の方より少し引いて裏を八相に打ち合うて留め 又 打たんと冠るを直ぐに其の面へ突き込み 相手八相に払うを随って上へ取り右の足にて真向へ勝つ
 
 
 

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2018年1月12日 (金)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位2附込

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
 
二本目附込(仕打 納 附入共モ云フ)
 是モ出合ノ如くク相懸リニテ右ノ足ヲ先二シテ場合ニテサカサマ二抜合セ敵ノ引カントスル処ヲ我左ノ足ヲ一足付込左ノ手ニテ敵ノ右ノ手首ヲ取ル此ノ時ハ左下二引キテ敵ノ体勢ヲ崩ス心持二テナスへシ 互二刀ヲ合セ五歩退キ八相二構へ次二移ル也
読み
二本目附込(仕打 納 附入共モ云フ)(つけこみ しだ 納 つけいりともいう)
 是も 出合の如く合懸りにて 右の足を先にして場合にて逆さまに抜き合わせ 敵の引かんとする処を 我左の足を一足付け込み 左の手にて敵の右の手首を取る 此の時は左下に引きて敵の体勢を崩す心持ちにてなすべし 互に刀を合わせ五歩退き八相に構へ次に移る也
参考 古伝神傳流秘書太刀打之事二本目「附入」(附込共云う 曽田メモ)
 前の通り抜合セ相手後へ引かむと春るを附入左の手にて拳を取る右の足なれ共拳を取る時は左の足也
 

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2018年1月11日 (木)

曽田本その1の3業附口伝原文1太刀打之位1出会

曽田本その1の
3業附き口伝原文
1、太刀打之位
一本目出会(仕打 納)
 是者互二刀ヲ鞘二納メテ相懸リニテスカスカト行場合二テ右ノ足ヲ出シサカサマ二抜キ合セ敵引ク処ヲ付込ミテ左足ニテカムリ右足ニテ討也此之時敵一歩退キ頭上ニテ十文字二請ケ止ムル也 互二中段トナリ我二歩退キ敵二歩進ミ更メテ五歩ツツ退ク也納刀
読み
 是は 互に刀を鞘に納めて相懸りにてスカスカと行く 場合にて右の足を出し逆さまに抜き合わせ 敵引く処を付込みて左足にて冠り 右足にて討つ也 此の時敵一歩退き頭上にて十文字に請け止むる也 互に中段となり 我二歩退き敵二歩進み 改めて五歩ずつ退く也 納刀
参考 古伝神傳流秘書太刀打之事「出合(出会)」鞘木刀也 立合之事也
 
 相懸りにかかり相手より下へ抜付るを抜合せ留て打込相手請る右足也

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