曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰

2018年3月 7日 (水)

曽田本その1の3業付口伝原文3大小詰8山影詰

曽田本その1
3業附口伝原文
3、大小詰
八本目山影詰
 打ハ仕ノ後ロ二坐ス後ヨリ組付也其時仕ハ頭ヲ敵ノ顔面二當テ敵ヒルム隙キ二我刀ヲ抜キテ打ノ組タル手ヲ切ル也
 (五藤先生ハ一當シテ仰向二ソリカエルト記セリ)
 後ロヨリ組附頭ニテ一當テシテ仰向二ソリカエル
読み
八本目山影詰(やまかげづめ・やまかげつめ)
 打は仕の後ろに座す 後より組付也 仕は頭を敵の顔面に当て 敵怯む隙に我が刀を抜きて打の組みたる手を切る也
 (五藤先生は一当てして仰向けに反り返ると記せり)
 後より組附き頭にて一当てして仰向けに反り返る
古伝神傳流秘書大小詰八本目山影詰
 是は後より相手組を刀を抜き懸其手を切ると一緒に我も共に後へ倒るゝ也
読み
 是は 後より相手組むを 刀を抜き懸かり其の手を切ると一緒に 我も共に後ろへ倒るゝ也
 

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2018年3月 5日 (月)

曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰7左伏

曽田本その1
3業附口伝原文
3、大小詰
七本目左伏
 右伏ノ反対業也
 (左脇二坐ス右手胸ヲ取リ其手ヲ押へ前へ伏ル 五藤正亮先生の教示)
読み
 右伏の反対業也
 (左脇に坐す 右手胸を取り其の手を押へ前に伏せる 五藤正亮先生の教示)
六本目右伏
 打ハ仕ノ右側二並ヒテ坐ス打左手ニテ仕ノ胸ヲトル仕ハスグニ其ノ腕ヲ巻キ込ミ逆手ヲトリ前二伏セル也
 (右腋二坐ス左手ニテ胸ヲトリ来ル其手ヲ押へ伏セル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
六本目右伏(みぎふせ・みぎぶせ)
 打は仕の右側に並びて坐す 打左手にて仕の胸を取る 仕は直ぐに其の腕を巻き込み 逆手を取り前に伏せる也
 (右腋に坐す 左手にて胸を取り来る 其の手を押え伏せる)
七本目左伏
 組み立てます。
 打ハ仕ノ左側二並ヒテ坐ス打右手ニテ仕ノ胸ヲトル仕ハスグニ其ノ腕ヲ巻キ込ミ逆手ヲトリ前二伏セル也
 (左腋二坐ス右手胸ヲトリ来ル其手ヲ押へ伏セル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
六本目右伏(みぎふせ・みぎぶせ)変換左伏
 打は仕の左側に並びて坐す 打右手にて仕の胸を取る 仕は直ぐに其の腕を巻き込み 逆手を取り前に伏せる也
 (左腋に坐す 右手にて胸を取り来る 其の手を押へせる)
古伝神傳流秘書大小詰七本目左伏
 是は左の手を取る也事右伏二同左右の違計也尤も抜かんと春る手を留められたる時は柄を放し身を開きて脇つ保へ當り又留られたる手を此方より取引倒春事も有也
読み
古伝神傳流秘書大小詰七本目左伏
 是は 左の手を取る也 事 右伏に同 左右の違計也 尤も抜かんとする手を留められたる時は 柄を放し身を開きて脇つ保へ當り 又 留られたる手を此方より取引倒す事も有也

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2018年3月 3日 (土)

曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰6右伏

曽田本その1
業附口伝原文
3、大小詰
六本目右伏
打ハ仕ノ右側二並ヒテ坐ス打左手ニテ仕ノ胸ヲトル仕ハスグニ其ノ腕ヲ巻キ込ミ逆手ヲトリ前二伏セル也
 (右腋二坐ス左手ニテ胸ヲトリ来ル其手ヲ押へ伏セル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
六本目右伏(みぎふせ・みぎぶせ)
 打は仕の右側に並びて坐す 打左手にて仕の胸を取る 仕は直ぐに其の腕を巻き込み 逆手を取り前に伏せる也
 (右腋に坐す 左手にて胸を取り来る 其の手を押え伏せる)
古伝神傳流秘書六本目右伏
 我右の方に相手並ひ坐し柄を取られたる時直に我右の手を向の首筋(後)より廻し胸を取り押伏せんと春るに相手いやと春くはるを幸に柄を足に懸て後へ投倒春 又抜かんと春る手を留められたる時も右の通り二取倒春
読み
 我が右の方に相手並び坐し 柄を取られたる時 直ぐに我右の手を向こうの首筋(後)より廻し胸を取り 押し伏せんとする 相手嫌とすくばるを幸いに柄を足に懸けて後ろへ投げ倒す  
 又 抜かんとする手を留められたる時も右の通りに取り倒す

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2018年3月 1日 (木)

曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰5胸捕

曽田本その1
3業附口伝原文
 
3、大小詰
 
五本目胸捕
 互二對坐打ハ仕ノ胸ヲ捕りテ突ク仕スグニ右手ニテ支エ左手二持タル柄頭ヲ敵ノ脇坪二當テル也又胸ヲ捕リテ引ク時ハスグニ刀ヲ抜キテ突ク也
(向ヲテ居ル右手ニテ胸ヲトリ突ク時ハ其手ヲヲサへ左手ニテ脇坪へ當ル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
五本目胸捕(むねとり・むなとり)
 互に対坐 打は仕の胸を捕りて突く 仕直に右手にて支え左手にて持ちたる柄頭を敵の脇坪に当てる也 又胸を捕りて引く時は直ぐに刀を抜きて突く也
(向こうて居る 右手にて胸を取り突く時は 其の手を押え 左手にて脇坪へ当てる 五藤正亮先生の教示)
古伝神傳流秘書大小詰五本目胸留
 詰合たる時相手我胸を取り突倒さんと春る時我右の手尓て其手を取り左の足を後へ引柄頭尓て相手の脇へ當る又引く時は随而抜突く也

読み
古伝神傳流秘書大小詰五本目胸留(むねとめ・むなとめ)
 詰合たる時 相手我が胸を取り突き倒さんとする時 我右の手にて其の手を取り 左の足を後ろへ引き 柄頭にて相手の脇へ当てる 又 引く時は随って抜き突く也

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2018年2月27日 (火)

曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰4小手留

曽田本その1
業附口伝原文
3、大小詰
四本目小手留
 打ハ仕ノ左側二並ヒテ坐ス打ノ抜カントスル右手ヲ仕向キ直リテ右手ニテ捕ヘ引キ寄セルト同時二左手ニテ柄頭ヲ敵ノ脇坪二當テル也
(左脇二坐ス抜カントスル右手ヲ把ル其手ヲヲサへ左手ニテ脇坪へ柄頭ヲ以テ當テル 五藤正亮先生ノ教示)
読み
四本目小手留(こてどめ)
 打は仕の左側に並びて坐す 打の抜かんとする右手を仕向き直りて右手にて捕らへ引き寄せる と同時に左手にて柄頭を敵の脇坪に當てる也
(左脇に坐す 抜かんとする右手を把る 其の手を押え左手にて脇坪へ柄頭を以て当てる 五藤正亮先生の教示)
古伝神傳流秘書大小詰四本目小手留
 立合の鍔打返に同し故に此の處尓てハ不記

読み
 立合いの鍔打返(つばうちかえし)に同じ 故に此の處にては記さず
古伝神傳流秘書大小立詰三本目鍔打返
 相懸り二懸り我刀を抜かむとする其の手を留られたる時柄を放之手を打もぐ也
読み
古伝神傳流秘書大小立詰三本目鍔打返(つばうちかえし)
 相懸かりに懸かり 我が刀を抜かんとする其の手を留められたる時 柄を放し手を打ち捥ぐ也
 
 
 

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2018年2月25日 (日)

曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰3柄留

曽田本その1
3業附口伝原文
3、大小詰
三本目柄留
 打ハ仕ノ右側二並ヒテ坐ス仕ノ抜カントスル柄ヲ留ム仕ハ右手ヲ頸二巻キ敵ヲ前二倒サントス打倒サレマジト後二反ル其ノ時スグニ仕ハ打ノ体ノ反リテ前足ノ浮キタル下ヨリ(膝)柄ヲカケテ後へ倒ス力ヲ添フル也
(右向二坐ス抜カントスル柄ヲトル我右手ニテ首ヲマキ前ヘ押ㇲ敵後トへソル二付後へ倒ス其時柄ヲ足へカケ倒ス也)
読み
三本目柄留(つかどめ)
 打は仕の右側に並びて坐す 仕の刀を抜かんとする柄を留む 仕は右手を首に巻き前に倒さんとす 打倒されまじと後ろに反る 其の時直に仕は打の体の反りて前足の浮きたる下より(膝)柄を懸けて後ろへ倒す力を添うる也
 (右向きに坐す 抜かんとする柄を取る 我右手にて首を巻き前へ押す 敵後へ反るに付き後へ倒す 其の時柄を足へ懸け倒す也 後藤教示)
古伝神傳流秘書大小詰三本目柄留
 抱詰の通り両の手尓て柄を取り下へ押付られたる時向の脇の辺りへ拳尓て當扨我右足尓て相手の手を踏み柄をもぐ常の稽古尓は右の足を押膝尓てこぜもぐ
読み
古伝神傳流秘書大小詰三本目柄留
 抱詰の通り両の手にて柄を取り下へ押し付けられたる時 向うの脇の辺りへ拳にて当て さて 我が右足にて相手の手を踏み柄を捥ぐ 常の稽古には右の足を押し膝にて「こぜもぐ」
 
 

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2018年2月23日 (金)

曽田本その1の3業附口伝原文3大小詰2骨防

曽田本その1
3業付口伝原文
3、大小詰
二本目骨防
互二對坐打ハ両手二テ仕ノ柄ヲ握ル仕ハ右拳ヲ顔二アテ其ノヒルムトキ二乗シ右足ヲ柄越二マタギ右足内側ヨリ右手ヲ柄二添へ右足ニテ敵ノ両手ヲ押拂フと同時二柄ヲ防取ル也此ノ時敵ハ我右腋へ匍ヒ倒ル也
((向フテ居ル両手ニテ柄ヲ押シ付ル時直二右手ニテ面へ當テ其儘二乗り右足ヲフミ込ミ柄へ手ヲカケモグ)
読み
二本目骨防(ほねもぎ 曽田メモ神傳流秘書にあり)
 互に対坐 打は両手にて仕の柄を握る 仕は右拳を顔に当て其の怯む時に乗じ右足を柄越にまたぎ 右足内側より右手を柄に添え 右足にて敵の両手を押し払うと同時に柄を防取る也 此の時敵は我右腋へ匍い倒れる也
(五藤メモ 向うて居る 両手にて柄を押しつける時 直ぐに右手にて面へ当て 其の儘に乗り右足を踏み込み柄へ手をかけもぐ)
古伝神傳流秘書大小詰
二本目骨防扱(ホネモギ 曽田ルビ)
 立合の骨防返に同し故常二なし
古伝神傳流秘書大小立詰
二本目骨防返
 相懸リニ懸りて相手我刀の柄を留めたる時我右の手尓て柄頭を取り振りもぐ也

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2018年2月21日 (水)

曽田本その1の3業付口伝原文3大小詰1抱詰

曽田本その1
3業附口伝原文
3、大小詰(朱書(括弧書)ハ五藤正亮先生ノ教示)
一本目抱詰
 互二對坐打ハ仕ノ柄ヲ両手ニテ取ラントススグニ仕ハ両手ニテ打ノ二ノ腕ヲ下ヨリ差シ上グル様二掴ミ我脇二引キ倒ス也
(向フテ居ル敵我刀ノ柄ヲ両手ニテ押付ケル時敵ノ両肘へ手ヲカケウスミ上ヶ左二振リ倒ス)
読み
大小詰(だいしょうづめ)
一本目抱詰(だきづめ)
 互に対座 打は仕の柄を両手にて取らんとす 直ぐに仕は両手にて打の二の腕を下より差し上ぐる様に掴み 我が脇に引き倒す也
(向こうて居る敵 我が刀の柄を両手にて押し付ける時 敵の両肘へ手を懸けウスミ(臼見)上げ左に振り倒す)
古伝神傳流秘書大小詰一本目抱詰
大小詰(是ハ業二あらざる故二前後もなく変化極りな之始終詰合位居合膝二坐春気のり如何様とも春べし先大むね此順二春る)
重信流
一本目抱詰
 楽々居合膝二詰合たる時相手両の手尓て我刀の柄を留る時我両の手を相手の両のひぢ二懸介て躰を浮上り引て其侭左の後の方へ投捨る
読み
一本目抱詰
大小詰
 (是は業にあらざる故に前後もなく変化極りなし 始終詰合位居合膝に坐す 気乗り如何様ともすべし 先ず概ねこの順にする)
 楽々居合膝に詰合たる時 相手両の手にて我が刀の柄を留める時 我両の手を相手の肘に懸けて体を浮き上がり引いてに其の侭左の後ろの方へ投げ捨てる
 
 
 

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